青木政憲の経歴まとめ「陰キャのサバゲー好きはヤバい」長野県中野市立てこもり事件

事件

2023年5月25日、青木政憲容疑者によって警察官を含む男女4人の尊い命が失われました。ネット上では「浅間山荘事件を彷彿させる事件」などと言われ多くの注目を集めました。青木政憲とはどのような人物なのか、経歴をまとめていきます。

青木政憲の経歴まとめ

まずは青木政憲の経歴を簡単にまとめると以下の通りになります。

  • 青木政憲の出身中学は「中野平中学校」との情報あり。
  • 高校は地元では有名な進学校に進学。
  • 大学は私立大学に進学し農業を学ぶ
  • 大学は卒業せずに中退。
  • 大学中退の理由は”いじめにあったから”との情報あり。
  • 家業の「マサノリ園」を手伝い始める。
  • 13代続くマサノリ園の園主となる。
  • 父がアイスクリーム店などを経営していたこともあり、園で作った果物でジェラート店の運営に関わる。

一見すると、親ガチャに成功して何不自由ない生活と約束された将来のような人生を歩んでいるように見えます。ですが、青木政憲の約束された明るい人生には「絶えない親子喧嘩」、「事業失敗で自宅担保で300万円の借金」など想像とはかけ離れた現実が待っていました。

青木政憲の中学

【追記】青木政憲の中学時代に描いた卒業文集が公開されましたので紹介します。

青木政憲の卒業文集を読むと、子供っぽさがなく同級生の間でも「変わっている」と距離を取られていたことが安易に想像できます。

青木政憲の高校

青木政憲の通っていた高校の名前は現在分かっていませんが、青木家の分家の女性によると

「政憲が行ってた高校は地元じゃ有名な進学校だから、成績は優秀なはずだよ。中学校でも学年で10位以内に入ってなきゃいけないくらいいいところだから。」

と話しており、地元では有名な進学校に進学したことは間違いなさそうです。また、青木政憲の学生時代の様子を調べたところ、

「長野の事件同級生で犯人を知ってるけど長男はひきこもりで学校にはほとんど来てなかったし、そんな雰囲気は高校時代無かったと思うんだけどな 次男は優秀で東大卒だったはず その辺も色々あったんやろなー」

また、中学時代の様子にはなりますが、

「変わっていると言えば変わっていますね。中学の授業中に耳栓付けてましたし。」

といった情報があり、”昔からコミュニケーション能力が低くて、もの静かな子”という報道内容はあながち間違っていないようです。

青木政憲の大学

青木政憲の大学について深堀りしていきます。青木政憲が通っていた大学の名前はわかっていませんが、大学は私立大学に進学し農業を学んだことがわかっています。

ただ青木政憲は大学を中退しており、その理由としては”人間関係に悩んで中退して帰ってきた”ようです。また、噂ではありますが「大学で精神を病んだ」との情報もあり、もしかしたら”イジメ”等を受けていた可能性すらあります。

【追加情報】
捜査関係者によると青木政憲は「大学ではいじめにあい人間関係が苦手になり家業の農業を一人でやっていた」と話しているとのことです。ただ、事件当時の供述で犯行動機を「被害者の女性に悪口を言われたと思って殺した。(自分が)射殺されると思ったので駆けつけた警察官も殺した」と話していることから、大学時代にいじめにあったという話も青木政憲の考えすぎに過ぎない可能性すらあります。

青木政憲の中学・高校の様子を振り返っても「大学で人間関係に苦労する」というのは火を見るよりも明らかですが、本人としては共通の話題である”農業”を通して仲良くなれるのではないかと淡い期待を持っていたのかもしれません。

青木政憲のジェラート店

青木政憲は大学中退後に家業の農業を手伝いのちに園主となり、父の力添えもありジェラート店の運営をしていました。

しかし、青木政憲自身にジェラート店を経営する力があったわけではなく、母親の”経営者としての手腕”によってでした。実際に青木政憲は2022年に何か新しい事業を始めたいと、自宅に担保を付けて300万円ほど借りたことがありましたが、この事業はうまくいかず経費を使うばかりで家庭内がギクシャクしていました。

青木政憲は農業ばかりしており、人付き合いも苦手なため客商売は向いてないと「周りの目から見ても明らか」だったようです。


<二店舗目の外観>

また、知人の話によると「大人しいけど、悪く言えば一般常識に欠けている」と言われており、お客さんにはロクに挨拶も出来ないような性格でした。実際に、事件の動機としても

「被害者の女性に悪口を言われたと思って殺した。(自分が)射殺されると思ったので駆けつけた警察官も殺した」

と供述していることから、青木政憲の人付き合いは学生時代よりも悪化していることがわかります。

青木政憲は自衛隊に数か月いた

事件当時の青木政憲の服装が迷彩服だったことから、ネット上では「元自衛隊か」との憶測が立ちました。実際には青木政憲は自衛隊に数カ月いたことが報道されたのですが、一時ネット上では「自衛隊に行ったのは次男の方の事」という情報が流れました。

長野県中野市の立てこもり事件 犯人逮捕されて実名出ましたね 中野市議会議長青木正道氏の長男、青木政憲容疑者(31) 元自衛隊との情報ちらほら見かけますが、自衛隊に行ったのは次男の方とのこと。

やはり、実際の情報が出回るまでは色々な憶測が立ちますので、気を付けたいところです。

また、青木政憲は「趣味がサバイバルゲーム」で犯行に使用した散弾銃は2015年から許可を得ていました。どうやら青木政憲が射撃に興味を持ったのは自衛隊時代のようで、中野市にあるクレー射撃場にはちょくちょく通っていたことが現地人の証言で分かっています。

過去にネット上では「陰キャのサバゲー好きはヤバい」とよく言われていましたが、青木政憲はそのうちの一人であったことがわかります。

【追記】青木政憲の動機「警察が公表を控える」

青木政憲の犯行動機を見ていきます。現在の最新情報では「警察が公表を控えている」と犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は話しています。またその理由についても”捜査に支障があると困るので”ということです。どうやら青木政憲は動機については話しているようですが、警察が公表を控えてしまうほどの内容なのかもしれません。

これまでに出た逮捕後の供述や目撃者情報を見ていきます。

  • 供述:「ひとりぼっちであることを罵られ(悪口を言われた)と思って刺した」
  • 目撃者情報:「殺したいから殺してやった」と話していた
  • 供述:「駆け付けた警察官に撃たれると思って射殺した」
  • 目撃者情報:警察がパトカーで現着。現着したと同時に躊躇なく、猟銃を発砲している。ほぼ無言で運転席側の横から警察を撃っていた。

実際に当時、迷彩服の上下に迷彩柄の帽子をかぶっており計画的に犯行に及んだことは間違いありません。また、目撃者の話では「ちょっとニヤッと笑っていた」という話が出ていることから犯行を楽しんでいる節すら見受けられます。

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