アメリカ大統領選のバイデン氏の陣営が「あつまれ どうぶつの森」を選挙運動で活用し始めたということがニュースとなりましたね。
このニュースをみて、「規約違反にあたるのでは?」と思った方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、あつ森の規約違反をもとにまとめてみました。
目次
バイデンの「あつ森」選挙活用は規約違反になるのか?ルールを確認
日本のニンテンドーネットワーク利用規約の禁止事項によると、「政治的な主張を含むもの」の明記があり完全にアウトだと思われます。
ですが、アメリカ大統領選に出馬するバイデン氏の優秀な陣営が「そんな見落としを本当にするのか?」とも思えます。そもそも、選挙に活用する前に法律顧問が違法か調べないはずはないので。
なので、米国版ニンテンドーアカウント規約を見ていきたいと思います。
バイデンの「あつ森」選挙活用は規約違反になる?日本とアメリカ版のルールを比較
まず、日本のニンテンドーネットワーク利用規約をもとに見たときに規約違反にあたりそうなものとしては
- 宣伝または商用を目的とした広告、勧誘その他これに類するもの(ただし、任天堂が特別に許可したものを除きます。)
- 政治的な主張を含むもの
以上の二つが該当するとSNS上では多くの声が上がっています。では、次に米国版の利用規約をみていきましょう。


●米国版任天堂アカウント利用規約はこちら→米国版任天堂アカウント利用規約
こちらが米国版のコンテンツの取り扱いに対しての利用規約ですが、日本の利用規約にある「政治的な主張を含むもの」という表記がないようです。
また、宣伝活用に対しても「選挙運動に活用し始めた」と発表するぐらいですので任天堂に確認を取らないことの方が考えづらいと言えます。
バイデンの「あつ森」選挙活用は規約違反か?ネット上の声
これアメリカ任天堂の方の規約を翻訳したものなんだけど、たしかに政治宗教項目がない。日本の規約には6-15にあるんだけど。この規約のままならバイデンによるあつ森での政治活動はセーフになるのでは? pic.twitter.com/66l1flVI9s
— ヲタカ (@otakake) September 2, 2020
更にこの規約11条が準ずる行動綱領https://t.co/Cv9wKrmmGk
でも
・差別、中傷、ヘイト、卑猥、肉体的に危険、リアル違法、詐欺 (a)
・無断で広告 (g/iii)
くらいしか接触しそうな所が無いので、バイデン陣営が自分で運営しトランプを攻撃しなければあつ森でPRするのは米国ではOKぽい。— rikapi (@baratie) September 2, 2020
バイデンの「あつ森」選挙活用は規約違反か?【まとめ】
今回はバイデン氏のあつ森での選挙への活用は規約違反になるのかについて紹介しました。
要約すると、
- 日本のニンテンドーネットワーク利用規約では「政治的な主張を含むもの」はアウトだが、米国版はそうではない。
- 宣伝活用に対しても「選挙運動に活用し始めた」と発表するぐらいですので任天堂に確認を取らないことの方が考えづらい。
今回は以上となります。最後までお付き合い頂きありがとうございました!