2022年7月30日、江東区議の榎本雄一が江東区の清掃業務の入札で業者に便宜を図った見返りとして現金30万円を受け取ったとして、あっせん収賄の疑いで逮捕されました。容疑内容や榎本雄一の経歴についてまとめていきます。
榎本雄一の容疑内容
東京・江東区議、あっせん収賄容疑で逮捕 わいろ数十万円受領か
- 東京・江東区の清掃業務の入札で、業者に便宜を図った見返りに現金30万円を受け取ったとして、区議会議員があっせん収賄の疑いで警視庁に逮捕されました。
- あっせん収賄の疑いで逮捕されたのは、江東区議会議員、榎本雄一容疑者(66)で、足立区の清掃会社「アクト」の社長、神谷知伸容疑者(52)が贈賄の疑いで逮捕されました。
- 榎本容疑者は、今年3月に行われた区の所有する施設の清掃業務の入札をめぐり、神谷容疑者から職員に情報を聞き出すよう依頼を受け、便宜を図った見返りとして現金30万円を受け取った疑いがもたれています。
- 警視庁によりますと、榎本容疑者は区議会議長を務めていた今年2月、神谷容疑者から依頼を受けたということで、警視庁は江東区役所を家宅捜索し、押収した資料から便宜を図ったいきさつなどを調べています。
榎本雄一のあっせん収賄容疑への反応
- ここ最近不祥事を起こしても一般的な社会だと懲戒解雇になるような案件でも、説明責任から逃れ、雲隠れや療養に入り騒ぎが落ち着いた頃に何もなかったかのように現れる。
- 大物には手が出せないけど、とりあえず小物をどんどん捕まえていく警視庁 何もしないよりかはマシか
- こう言った輩が己の至福を肥やして、何か地域の為に頑張ってますよ、という顔して威張っている。
- 斡旋や受託収賄なんてどこの地方自治体議員や職員の中でも当然にあると推測しているんですが。
- たった30万で人生終了…笑
榎本雄一の経歴
榎本雄一の経歴を見ていきます。榎本雄一の経歴一覧は以下の通りです。
- ~1985年:商社勤務
- 1985年:衆議院議員、柿沢弘治事務所勤務(秘書として6年勤務)
- 1991年:江東区議会議員に初当選
- 2003年:第53代区議会議長
- 2010年:第59代区議会議長
- 2014年:第63代区議会議長
- 2017年:第66代区議会議長
- 2021年:第70代区議会議長
榎本雄一は早稲田大学法学部卒業後は1985年まで商社に勤務されていました。1985年から衆議院議員事務所に勤務しています。主に江東区の城東地区を担当(秘書として6年間勤務)
1991年4月、江東区議会議員に初当選し、以降8期連続当選しています。2019年4月、江東区議会議員選挙にて2823票で当選し、8期目になります。8期務めてる間に、企画総務委員長・清掃港湾臨海部対策特別委員長・監査委員・自民党幹事長・議会運営委員長などを歴任されています。
さらに
- 2003年~2004年に第53代 区議会議長
- 2010年~2011年、第59代 区議会議長
- 2014年~2015年、第63代 区議会議長
- 2017年~2018年、第66代 区議会議長
また、2001年~2006年の間に自民党都連青年局幹事長を務めてます。そして、自民党江東総支部幹事長、大島三丁目町会副会長、江東稲門会副幹事長、江東区保護司会理事を務めてます。
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