へべすとカボスの違いは?わかりやすく簡単にまとめてみた

今回はへべすとカボスの違いを紹介していきます。

へべすとカボスのパッと見の見た目は同じ物のように見えるので「へべす」は「カボス」が方言で言われているものによく誤解されていますが、大きな違いがあるので参考にしてみてください。

へべすとカボスの違いは?わかりやすく簡単にまとめてみた

まずはへべすとカボスの違いを簡単な表にしましたので比較していきましょう。

へべすカボス
・大きさ35g~80gほど100~150gほど
・味や香り酸味が柔らかい酸味が強い
・旬(屋外栽培したもの)8月中旬から10月上旬8月から10月
・お店に並ぶ時期6月から11月年中
・皮薄い少し厚い

また、香りの強さは個人差もありますが一般的には「すだち>カボス>へべす」の順となっています。では、さらに深くへべすとカボスの違いをみていきましょう。

【へべすとカボス】効能の違い

効能の違いですが、同じかんきつ類と言ってもへべすとカボスの効能には大きな違いがあるようです。まずはそれぞれの効能をみていきましょう。

【へべすの効能】

へべすには必須アミノ酸(9種類)のうち8種類を含んでおり、成長ホルモンの分泌を促進し、肝機能の改善や脂肪肝の予防などの効果があると言われています。

また、血液をきれいにし、腎臓の機能を改善するとされる「クエン酸」も多く含み、疲れを回復する効果や老化の抑制も期待されます。

そして、へべすの機能性成分の中でも重要なのがフラボノイド(いわゆるポリフェノール)の数々と言われています。以下が成分表と効能についてです。

「エリオシトリン」…強力な抗酸化作用をもち、脂質の酸化を防いでがん予防や高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防のほか、肝臓・腎臓・血管中での過酸化脂質の生成を抑制、肥満予防、糖尿病の合併症予防、筋肉の老化予防などに効果が期待できる。

「ナリルチン」…花粉症やアトピー性皮膚炎や気管支喘息等といった「I型アレルギー」の抑制が期待される。

「ナリンギン」…苦味成分を構成している物質。抗酸化作用や食欲抑制作用、血流改善、コレステロール値を抑える効果があると言われている。

「ヘスペリジン」…コレステロールや血圧の低下、抗炎症作用、毛細血管の強化、抗アレルギー作用、血圧降下作用、抗酸化作用、発がん抑制作用が期待できる。

「ネオヘスペリジン」…抗酸化作用に基づく三迫効果、色素沈着症の改善が期待される。

「ナツダイダイン」…がん細胞増殖抑制と白血病細胞分化誘導活性があると言われる。

【カボスの効能】

カボスにはビタミンCが多く、コラーゲンの生成を促したり、シワやシミの予防・美白効果など、肌をキレイに保つ美肌効果や動脈硬化の予防に良いといわれています。

また、ビタミンCはビタミンEと一緒に取ることで、抗酸化力をアップしたり、動脈硬化の予防や、コレステロールの改善、心臓病や脳卒中の予防になるといわれています。(ビタミンEを多く含む食品:エビやブリなど)

とは言っても、ビタミンCで代表的なレモンと比較すると「レモン:100mg/100gあたり」「カボス:42mg/100gあたり」となっています。

ただ、かぼすはレモンの2倍の「クエン酸」を含んでいるので疲れを回復する効果や老化の抑制も期待されます。へべすとカボスのクエン酸の含有量としては、へべすが5%でカボスが6%と若干カボスが多いようです。

【へべすとカボス】効能の違い|まとめ

へべすとカボスの効能の大きな違いは、がん予防に期待されると言われる「エリオシトリン」「ナツダイダイン」がへべすには含まれており、その他のフラボノイドもへべすの方が多いという点と言えます。

ただ、「へべす」を食することで、効果が必ず得られるわけではないのでご注意ください。

「エリオシトリン」…強力な抗酸化作用をもち、脂質の酸化を防いでがん予防や高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防のほか、肝臓・腎臓・血管中での過酸化脂質の生成を抑制、肥満予防、糖尿病の合併症予防、筋肉の老化予防などに効果が期待できる。

「ナツダイダイン」…がん細胞増殖抑制と白血病細胞分化誘導活性があると言われる。

【へべすとカボス】使い方の違い

へべすとカボスの料理での使い分けですが、基本的には同じでも大丈夫です。

適した料理としては、「手作りポン酢」「ドレッシング」「ジュースやカクテル」「マーマレード」などがありますがどちらを使ってもおいしくいただけます。

味や香りとしては、へべすの方が酸味が柔らかくカドが立っていないのでお子さんがいるところにはおすすめです。

へべすとカボスの収穫時期と旬

へべすは皮が薄いこともあり、カボスのように貯蔵保存することができません。なので、へべすは6月から11月の時期を逃すと入手することはできないので料理で使ってみたい方はぜひ入手してみてはいかがでしょうか。

以下が市場に出回る時期になります。(◎は旬で屋外栽培されたもの)

出回り時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
へべすハウスハウス
カボス貯蔵貯蔵ハウスハウスハウスハウスハウス貯蔵貯蔵

へべすとカボスの違い【まとめ】

今回はへべすとカボスの違いを簡潔にまとめてみました。

違いを簡単にまとめると、

  • 【味や香り】酸味としては「かぼすへべす
  • 【効能の違い】へべすの方が、がん予防に期待されると言われる成分やその他のフラボノイドも多い
  • 【使い方】料理での基本的な使い方は同様で良い。

以上の通りとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。