佐々木信也の造園会社”庭源”「従業員の安否より会社の利益が優先か」

事件

2024年1月23日、佐々木信也容疑者と造園会社「庭源」の従業員で弟の佐々木健二容疑者が逮捕されました。

警察によると、2023年7月に名古屋城の石垣で除草作業をしていた当時61歳の従業員が転落し、大けがをしたにも関わらず現場に放置するなどしました。これに対してネット上では「従業員の安否より労災隠し優先かよ」と怒りの声が上がっています。

そこで今回は佐々木信也容疑者らについてまとめていきます。

佐々木信也の造園会社は”庭源”

メディアによって実名報道はまちまちですが、佐々木信也容疑者の造園会社は「庭源」になります。

<佐々木信也容疑者と弟の佐々木健二容疑者が働く造園会社「庭源」の詳細>

  • 会社名:株式会社庭源(にわげん)
  • 所在地:愛知県稲沢市平和町塩川226番地1
  • 業種:造園工事
  • 資本金:500万円
  • <HPより>
    私たちTEAM NIWAGEN は、造園という仕事を通して人々の暮らしに豊かな緑を育む事で美しい景観と、楽しい憩いの場を演出するお手伝いをしております。
    スタッフは熟練の職人たちで、スピードと正確性をモットーに優れたチームワークが自慢です。
    TEAM NIWAGEN は、多数の外国人研修生を迎えております。彼らは日本の優れた造園技術を学び、自国の緑化や環境整備を行うべく派遣されたエリートばかりです。
    世の中はハイテク化ばかりに視点が行きがちですが、私たちは日本のもつ自然を相手にした地道な職人の技術力を養い、さらにそれを世界に広め、より良い環境保全のため次世代を担う技術者教育に全力を注いでおります。

会社のホームページには

  • スピードと正確性をモットーに優れたチームワークが自慢
  • 次世代を担う技術者教育に全力を注いでおります

などが書かれており、「チームワークとは?」「技術者教育とは?」何なのか考えさせられます。ここでいうチームワークとは誰か一人が犠牲になってでも労災によるペナルティを防ぐものなのか。

また、被害を受けた男性によると

「すぐに運ばれることなく、とにかく隠れろと、観光客から見えるので隠れろということで、草むらの奥の方に隠れて2時間ほど観光客がいなくなるまで待機してました」

とのことなので、技術者教育とは”かくれんぼ”のことを言っているのか?疑問でなりません。

実際のところ労災が発生するとその会社にはペナルティがあるので紹介します。

ペナルティとしては労災出しすと指定業者から外される。指定業者というのは官公庁や自治体の工事を入札(工事を引受ける)の資格がある業者。 つまり労災出すと官公庁や自治体から仕事が貰えなくなる。労災出しすと指定業者から外される

佐々木信也のfacebook顔画像は?

佐々木信也容疑者がどのような人物なのかfacebookをみていきます。佐々木信也容疑者のfacebookアカウントは以下のものになっており、

facebookアカウントを2011年に作り、プロフィール写真の設定とブログを1記事投稿しただけでしたので、「勢いでfacebookとブログは始めたが、3日も続かなかった」といった印象です。

庭源は今、新しい造園の展開をスタートしました。

今までは請負のみの仕事展開を・・・・変えていきます。

企画からデザインを自らプロディースし、3Dを駆使しすばやい提案と施工に力を入れていきます。
ガーデニングデザインだけでなく、ガーデニンググッツのオリジナル化やデザインにもお客様に一人一人のオリジナルな総合プロディースを可能としています。
造園屋から・・・・クリエイティブ総合デザイン造園企業としてスタートしました。

また造園会社ということもあり、最近ではInstagramなどのSNSでヘアメイクの前後が流行っているので、一般家庭の庭木の余分な枝や葉を切り落として樹形を整える剪定の前後をアップしているかと思いましたがそれもありませんでした。

佐々木信也容疑者は40歳、従業員で弟の佐々木健二容疑者33歳と業界の平均年齢層よりも若いのでSNSに注力した事業展開をしていると思ったのですが、官公庁や自治体等からの仕事がほとんどで労災隠しをしてでも指定業者から外されることを恐れたのかもしれません。

佐々木信也容疑者の事件概要

佐々木信也容疑者、従業員で弟の佐々木健二容疑者の事件の概要を振り返っていきます。

去年7月、名古屋城の石垣の除草をしていた男性作業員が約7メートルの高さの石垣から転落し、大けがをしたにも関わらず現場に放置するなどしたとして、造園会社の社長の男ら2人が逮捕されました。

「運ばれたときは死ぬかと思いました。もうかなりの痛みです。(医者から)これはもう大変なことだとよく生きてたなと。普通だったらもうあり得ないという感じで言われました」(被害を受けた男性)

胸のコルセットが痛々しい男性。去年7月、名古屋城で除草作業中に高さ約7メートルの石垣から転落し、太ももや胸の骨を折るけがをしました。

しかし、すぐに病院に運ばれたわけではなく、長時間、現場に放置されたといいます。

「すぐに運ばれることなく、とにかく隠れろと、観光客から見えるので隠れろということで、草むらの奥の方に隠れて2時間ほど観光客がいなくなるまで待機してました」(被害を受けた男性)

警察は23日、保護責任者遺棄と強要の疑いで、作業を請け負っていた造園会社社長の佐々木信也容疑者(40)と、弟で現場責任者の佐々木健二容疑者(33)を逮捕しました。

2人は、男性の救護措置をとらず草むらに移動させて約3時間放置し、さらに男性を病院に連れていく際には、「名古屋城のことは言うな」「自分の会社の土場(どば)でやったと言え」などと脅迫して、医師にうその説明をさせた疑いがもたれています。

警察は、2人の認否を明らかにしていません。

逮捕を受け男性は「2人に僕と同じ生活をしてみてほしい。許せないし、罪は償ってもらいたい」と話しています。 事故で、男性は歩くことが難しくなり、現在は杖を使って生活しているということです。

警察は佐々木容疑者ら2人が、事故を隠蔽しようとしたとみて詳しい経緯を調べています。

Yahoo!

佐々木信也容疑者らの逮捕報道に対する反応

佐々木信也容疑者らの逮捕報道に対するネット上のコメントを見ていきます。

  • 労災隠しってやつですか… 度々問題になってますよね
  • 労災出しちゃうと指定業者から外されるもんな…
  • ブラックすぎる…
  • 表沙汰になってないだけで氷山の一角なんだろうなぁ
  • 労災とか周りを気にしてる場合かよ! まず自分とこの作業員の事を考えろよ! ちゃんと適切な対応してたらまだ浮かび上がれるのに、こんな事してたら誰も仕事頼まないだろうよ。

どこの肉体労働を主とする会社もそうですが、労災をゼロにする努力は出来ても”ゼロにはならない”ものです。今回の事件は「目先の利益を優先するのか長期的な信用を優先するのか」経営者としての器が浮き彫りになったものではないでしょうか。

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